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ハヤシ歯科診療所について
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予防・ケア案内
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診療時間
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ご予約・お問合せ
当医院は、以下の施設基準等に適合している旨、厚生労働省地方厚生(支)局に届出を行っています。
・医療情報取得加算
当医院では、オンライン資格確認システムを導入しており、マイナンバーカードが健康保険証として利用できます。患者さんの薬剤情報等の診療情報を取得・活用して、質の高い医療提供に努めています。マイナ保険証の利用にご協力ください。
・医療DX推進体制整備加算
当医院では、オンライン資格確認などを活用し、患者さんに質の高い医療を提供するための十分な情報を取得し、診療実施の際に活用しています。
・明細書発行体制等加算
個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。
なお、必要のない場合にはお申し出ください。
・歯科技工加算1・2
院内に歯科技工士がおりますので、迅速に義歯(入れ歯)の修理及び軟質材料を用いた義歯内面の適合状態の調整を行います。
歯並びが呼吸と姿勢に与える影響とは|大人の矯正治療の本当の価値
「歯並びは見た目の問題」とお考えの方も多いかもしれません。しかし近年の研究では、歯列不正が呼吸機能や全身の姿勢バランスにも深く関係していることが明らかになってきました。
例えば、上顎が狭い方や、出っ歯・開咬(上下の歯がかみ合わない状態)の方は、鼻呼吸がしにくく、口呼吸が習慣化する傾向があります。口呼吸は乾燥による虫歯・歯周病のリスクだけでなく、睡眠の質低下や免疫力の低下にも関与します。
また、噛み合わせのズレが体の重心や頚椎の歪みにも影響を与え、肩こり・頭痛といった慢性的な不調を招くケースもあります。
※出典:日本矯正歯科学会「矯正歯科治療」
https://www.jos.gr.jp/about
ハヤシ歯科では、目立ちにくいマウスピース型矯正装置を用い、審美性と機能性の両立を実現。見た目以上に“生活の質”を高める治療として、大人の矯正治療をおすすめしています。
“歯の老化”は、自覚のないうちに静かに進行します。特に歯周病は、痛みや腫れといった初期症状が少ないため、気づいた時にはすでに重症化しているケースも少なくありません。
こうした事態を防ぐ鍵となるのが「定期検診」です。定期的なプロフェッショナルケアによって、歯石やバイオフィルムを除去し、歯ぐきや噛み合わせの変化を早期に発見することができます。
また、8020(80歳で20本の歯を残す)を達成している方の多くは、若い頃から予防歯科を実践していることが分かっています。
※出典:日本歯科医師会「8020運動」
https://www.jda.or.jp/park/index.html
“治療が必要な状態になる前に手を打つ”ことこそが、医療費や身体的負担を最小限に抑える最良の方法です。
ハヤシ歯科では、口腔衛生状態や乾燥、咬合力、咀嚼や嚥下機能など、専門の医療機器を使って診断します。
また、口腔機能低下症の検査結果により必要な治療を行います。治療例としては、噛み合わせ・ムシ歯治療・歯周病治療などの基礎的な治療や、リハビリ運動等です。
当院では愛知学院大学病院 口腔外科・摂食嚥下外来とも連携するなどチーム医療を展開し、より専門的な治療にも取り組んでいます。
将来の健康と美しさのために、今こそ“守る歯科”を始めましょう。
歯ぎしり・くいしばりの正体と、その静かな影響にどう対処するか
日常生活の中ではなかなか意識されにくい「歯ぎしり」や「くいしばり」。しかし、それは知らず知らずのうちに、私たちの歯や顎に深刻なダメージを与えていることがあります。とりわけ40代以降の方にとっては、こうした習癖が積み重なることで、将来的な口腔トラブルやQOLの低下に直結しかねません。
本記事では、歯ぎしり・くいしばりの正体、潜在的リスク、そしてその対策としての「アプライアンス」の有用性について、歯科医療の視点からわかりやすく解説いたします。
歯ぎしり・くいしばりとは何か?
「歯ぎしり(ブラキシズム)」や「くいしばり(クレンチング)」は、無意識下で上下の歯を強くこすり合わせたり、噛みしめたりする習慣です。とくに睡眠中に起こることが多く、ご本人は気づいていないことがほとんどです。
厚生労働省の報告によれば、成人の約8〜10%が睡眠時ブラキシズムを有するとされており、決して稀な症状ではありません。
出典:厚生労働省「歯科口腔保健の実態等に関する調査」
https://www.mhlw.go.jp/content/001234063.pdf
歯ぎしりが引き起こす3つの深刻な影響
・歯のすり減りや欠け
長年にわたる強い咬合圧により、歯の表面(エナメル質)がすり減り、知覚過敏や見た目の劣化の原因となります。さらにひび割れや破折を引き起こすこともあります。
・顎関節症(がくかんせつしょう)
顎の関節や筋肉に負担がかかり、「口が開けにくい」「顎が痛む」「音が鳴る」といった症状が現れることがあります。
・補綴物・インプラントの破損
セラミックやインプラントといった高価な治療物も、強い力には耐えられず破損することがあります。長期的な投資を守る意味でも、咬合管理は重要です。
アプライアンス――就寝中の歯と顎を守る「静かな盾」
そのような問題を未然に防ぐための有効な手段が「アプライアンス(マウスピース型の保護装置)」です。患者さまの口腔形状に合わせてオーダーメイドで作製され、就寝中に装着することで、歯や顎へのダメージを軽減します。
アプライアンスの効果:
・歯への過剰な圧力の分散
・顎関節や咬筋への負担軽減
・補綴物・インプラントの保護
・睡眠の質の向上(顎や筋肉の緊張が緩和されるため)
早期に気づき、適切な対策を講じることで、未来の歯と健康を守ることができます。
もしご自身やご家族に思い当たる症状がある場合は、ぜひハヤシ歯科までご相談ください。
夏の口臭リスクと唾液の関係:ドライマウスを防ぐためにできること
夏の到来とともに気温や湿度が上昇し、体調管理に一層の注意が求められます。なかでも見落とされがちなのが、口腔内の乾燥による口臭のリスクです。実は、唾液の分泌量と口臭には密接な関係があります。特に40〜70代の皆さまにとって、健康寿命の延伸という観点からも見逃せないポイントです。
唾液の役割と脱水の影響
唾液には、食べかすや細菌を洗い流す「自浄作用」があり、口腔内の健康維持に欠かせない存在です。ところが、夏場は発汗や冷房による乾燥の影響で体内の水分が奪われやすくなり、唾液の分泌量が低下しがちです。この状態が「ドライマウス(口腔乾燥症)」と呼ばれるもので、口内の細菌が増殖し、口臭の原因となる揮発性硫黄化合物(VSC)が発生しやすくなります。
特に高齢者では唾液腺の機能が加齢とともに低下しやすいため、夏の脱水がドライマウスをさらに悪化させる可能性があります。
※出典
・日本歯科医師会「ドライマウスについて」
https://www.jda.or.jp/park/trouble/index10.html
夏場の口臭予防に効果的な対策
1. こまめな水分補給
体内の水分バランスを保つことが、唾液分泌の安定につながります。喉が渇く前にこまめに水を飲むことを習慣づけましょう。利尿作用のあるカフェインやアルコール飲料ではなく、常温の水が推奨されます。
2. 定期的な歯科クリーニング
歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングは、細菌の温床となるプラーク(歯垢)や歯石を除去し、ドライマウスの影響を最小限に抑えることができます。ハヤシ歯科では、個々の口腔環境に合わせたケアプランをご提案しております。
3. 唾液腺マッサージの実践
耳下腺、顎下腺、舌下腺などの唾液腺を軽くマッサージすることで、唾液分泌を促すことができます。簡単なセルフケアとして日常生活に取り入れてみてください。
ハヤシ歯科からのご提案
夏の口臭は、単なるエチケットの問題ではなく、全身の健康とも深く関係するサインです。
ハヤシ歯科では、口腔乾燥に対する予防的アプローチとして、唾液量のチェックや生活習慣の見直しを含めた総合的な診察を行っております。
健康寿命を見据えた口腔ケアを、今年の夏から始めてみませんか。
月・火・水・金・土 | 8:30~14:30 |
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休診日:木曜、日曜、祝日
名古屋市中区 鶴舞の歯医者「ハヤシ歯科診療所」
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