ハヤシ歯科レポート

お口の乾燥 ~ドライマウス~

こんにちは。ハヤシ歯科診療所 院長の林です。台風が続発する気候ですが、
少しずつ秋の気配を感じるこの頃ですね。

『ドライマウス』お口が乾く症状の講習で勉強しました。
益々な高齢化にともない伴い、お口が乾く症状でお悩みの方が案外多いと感じます。
お口の役割には、食べる、話す、笑う、味わう、飲み込む、噛み砕く、歌う等々、人生の最後まで守りたい機能です。
直接の死因上位に『誤嚥性肺炎』があります。これを回避するためにも、お口を良い状態をキープすることが大切で、即ち健康寿命を長く保って元気ハツラツ人生を楽しんで頂くことにつながります。

『ドライマウス』の原因には
・老化にともなう二次的変化(加齢が直接原因ではない)
・薬の副作用(例: 降圧剤、睡眠薬、消化剤、風邪薬、頻尿薬、癌治療薬等々)
・筋力の低下(柔らかい物ばかり食べると筋肉が萎える)
・ストレス
・更年期障害
・腎不全
・シェーグレン症候群
・糖尿病
等があります。

皆さんはお口の乾燥が気になる時、内科か歯科、耳鼻科を受診なさるそうです。
『ドライマウス』が原因で起こる症状は
・お口の乾燥、ヒリヒリ乾、口角炎
・粘膜疾患
・むし歯、歯周病
・舌痛症、平滑舌
・口臭
・感染症
・お口の不快感
・摂食嚥下障害
・上部消化管障害
等があります。

『治療方法』は原因によって異なりますので歯科医師にご相談ください。
ご家庭でのケアにも
・薬に頼らない生活
・会話や表情を豊かに
・よく噛む習慣をつける
・軽い運動で自律神経を活発に
・お口の保湿
・ストレスをためない
・十分な水分を摂る
・刺激物を避ける
・歯周病などの治療や、メインテナンス等々

今回は、人生の質を保って元気ハツラツに過ごして頂けるよう『ドライマウス』という症状をお伝えしました。


関連タグ: ドライマウス

口腔内フローラ、歯周病との関わり

再びハヤシ歯科診療所、院長の林です。
先ほど歯科衛生士について書いている途中に思い出しました。(笑)

ちょうど雑誌『ためしてガッテン』夏の号に、腸内フローラ(腸内細菌)の記事と共に
『口内フローラ』口腔内細菌の記事を目にしました。

近年さかんに『マウス & ボディ』お口の健康と全身の健康との関連をよく耳にするようになってきました。

ようやくといった感じです。

世界中の研究論文でも、歯周病の炎症と、全身の病気が関連すると証明されていて世界の  共通認識となっています。

例えば

・冠状動脈性心疾患
・糖尿病
・骨粗しょう症
・早産・低体重児出産
・動脈硬化性疾患のリスク因子
・慢性腎臓病(CKD)リスク因子
・非アルコール性脂肪性肝疾患 リスク因子

*アルツハイマー病、関節リウマチ、誤嚥性肺炎 、等は研究中

(出典 日本歯周病学会編  歯周病と全身の健康)



上記のように、日々研究は進んでいます。
メカニズムは、歯周病の炎症物質や歯周病関連菌等様々です。

皆さんも、元気ハツラツでいるために、お口の健康も大切にお願い致します。


子どもの、むし歯と砂糖

お盆も終わり、いよいよ明日から通常の診療です。

先日、友人と一歳になるお子さんと過ごす時間がありました。
そのママからの質問。

「子どもに、甘いものをあまりあげない方がいいの?」

正解です。小さい頃から甘い物を与えると、必要以上に甘味が育ちます。

1日に必要な糖分は、普通の食事で摂取出来ますのでそれ以上は
あげない方が、甘い物を欲しがる傾向が少なくなります。

甘い物を欲しがらない = むし歯になりにくい
と言えるでしょう。

ご参考までに。


糖尿病と歯周病

皆様こんにちは。

今、院内でお配りしている資料に、
血糖コントロールの指標と評価をあらわした表があります。

一見、歯科とは関連性がないように思いますが、
糖尿病が進行すると沢山の合併症にかかりやすく、発症してしまうと治療が大変困難です。

合併症の一つに歯周病があります。
高血糖が続くと歯周組織の血管がもろくなります。
これを放置すると歯周病が進行しやすく、歯を支えている骨(歯槽骨)がなくなり、
歯を失う原因となります。

歯周病の症状としては、歯ぐきから血がでる、歯ぐきが腫れる、歯がぐらぐらする
ことがあげられます。

歯周病を防ぐには、歯科医院での定期的な検査を受け、
歯みがき、歯間ブラシ、デンタルリンス、デンタルフロスなど毎日のケアで予防しましょう!

ハヤシ歯科は、『日本糖尿病協会』に加盟しております。

いつまでもおいしく食事を楽しむためにも、血糖コントロールのためにも
お口の健康が大切ですね。


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