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ハヤシ歯科診療所について
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予防・ケア案内
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診療時間
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ご予約・お問合せ
当医院は、以下の施設基準等に適合している旨、厚生労働省地方厚生(支)局に届出を行っています。
・医療情報取得加算
当医院では、オンライン資格確認システムを導入しており、マイナンバーカードが健康保険証として利用できます。患者さんの薬剤情報等の診療情報を取得・活用して、質の高い医療提供に努めています。マイナ保険証の利用にご協力ください。
・医療DX推進体制整備加算
当医院では、オンライン資格確認などを活用し、患者さんに質の高い医療を提供するための十分な情報を取得し、診療実施の際に活用しています。
・明細書発行体制等加算
個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。
なお、必要のない場合にはお申し出ください。
・歯科技工加算1・2
院内に歯科技工士がおりますので、迅速に義歯(入れ歯)の修理及び軟質材料を用いた義歯内面の適合状態の調整を行います。
夏の口臭リスクと唾液の関係:ドライマウスを防ぐためにできること
夏の到来とともに気温や湿度が上昇し、体調管理に一層の注意が求められます。なかでも見落とされがちなのが、口腔内の乾燥による口臭のリスクです。実は、唾液の分泌量と口臭には密接な関係があります。特に40〜70代の皆さまにとって、健康寿命の延伸という観点からも見逃せないポイントです。
唾液の役割と脱水の影響
唾液には、食べかすや細菌を洗い流す「自浄作用」があり、口腔内の健康維持に欠かせない存在です。ところが、夏場は発汗や冷房による乾燥の影響で体内の水分が奪われやすくなり、唾液の分泌量が低下しがちです。この状態が「ドライマウス(口腔乾燥症)」と呼ばれるもので、口内の細菌が増殖し、口臭の原因となる揮発性硫黄化合物(VSC)が発生しやすくなります。
特に高齢者では唾液腺の機能が加齢とともに低下しやすいため、夏の脱水がドライマウスをさらに悪化させる可能性があります。
※出典
・日本歯科医師会「ドライマウスについて」
https://www.jda.or.jp/park/trouble/index10.html
夏場の口臭予防に効果的な対策
1. こまめな水分補給
体内の水分バランスを保つことが、唾液分泌の安定につながります。喉が渇く前にこまめに水を飲むことを習慣づけましょう。利尿作用のあるカフェインやアルコール飲料ではなく、常温の水が推奨されます。
2. 定期的な歯科クリーニング
歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングは、細菌の温床となるプラーク(歯垢)や歯石を除去し、ドライマウスの影響を最小限に抑えることができます。ハヤシ歯科では、個々の口腔環境に合わせたケアプランをご提案しております。
3. 唾液腺マッサージの実践
耳下腺、顎下腺、舌下腺などの唾液腺を軽くマッサージすることで、唾液分泌を促すことができます。簡単なセルフケアとして日常生活に取り入れてみてください。
ハヤシ歯科からのご提案
夏の口臭は、単なるエチケットの問題ではなく、全身の健康とも深く関係するサインです。
ハヤシ歯科では、口腔乾燥に対する予防的アプローチとして、唾液量のチェックや生活習慣の見直しを含めた総合的な診察を行っております。
健康寿命を見据えた口腔ケアを、今年の夏から始めてみませんか。
むし歯予防に効果的な「フッ素」は、多くの歯科診療で使用されています。
ハヤシ歯科では、お子さまから大人まで幅広い患者様にフッ素を活用した予防ケアを提供しています。
フッ素とは?
フッ素は、歯の表面を強化し、むし歯の原因となる酸に対する耐性を高める成分です。自然界にも存在しており、歯科治療では専用の濃縮フッ素を使用します。定期的なフッ素塗布は、歯の健康を維持するための効果的な予防策のひとつです。
フッ素の効果と対応症状
効果
1. むし歯予防
歯の表面(エナメル質)を硬くし、むし歯菌が作り出す酸から歯を守ります。
2. 再石灰化の促進
むし歯の初期段階で失われたミネラルを補い、歯を修復する働きがあります。
3. むし歯菌の活動を抑制
フッ素はむし歯菌の働きを弱め、菌の増殖を防ぎます。
対応症状
• むし歯になりやすい方(特に乳歯や生えたばかりの永久歯)
• むし歯の初期段階
• 歯磨きが不十分になりがちな方(特にお子さまや高齢者)
どのような患者様におすすめ?
• お子さま
成長期の歯はむし歯になりやすいため、定期的なフッ素塗布で予防が大切です。
• むし歯リスクが高い方
甘いものをよく食べる方や、歯磨きが難しい方には特に効果的です。
• 高齢者
唾液の分泌が減少し、むし歯になりやすい方にも適しています。
※出典:
日本歯科医師会
https://www.jda.or.jp/park/prevent/index05.html
ハヤシ歯科では、患者様一人ひとりの状態に合わせてフッ素を活用したケアをご提案します。
むし歯が心配な方やフッ素について詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください!
私たちハヤシ歯科では、口腔と全身の健康を包括的に見つめるための一歩として、「オルコア検査(ORCOA)」の導入をおすすめしております。
オルコアは、歯周病・虫歯リスクに加え、全身疾患とも深い関わりを持つ口腔内のリスク因子を科学的に測定・分析する先進的な検査です。
オルコア検査とは?
オルコア(ORCOA)は、「Oral Condition Observation & Analysis」の略で、歯周病菌・虫歯菌・口腔内の炎症マーカーやpHバランスなど複数の指標を解析し、その方の口腔内リスクを科学的に可視化することを目的とした検査です。
検査はプラーグを採取するだけで完了し、身体への負担も少なく、短時間で実施できます。具体的には、以下のような項目を測定・分析します。
・歯周病関連菌(Pg・Td・Tf菌など)の量
・虫歯のリスクを高めるミュータンス菌の存在
・唾液中のタンパク質量
・酸性度(pH値)と緩衝能
・酸素濃度や揮発性硫黄化合物(口臭の原因物質) など
これらの数値を総合的に評価することで、将来の疾患リスクや現在の口腔内の状態を正確に把握することが可能です。
※出典:オルコア公式サイト
https://orcoa.jp/
オルコア検査を受けるメリット
① 疾患予防の質的向上
一般的な視診やレントゲン検査では見えにくい口腔内の微生物環境や唾液成分を可視化することで、一人ひとりに最適化された予防・治療計画の立案が可能となります。
② 全身疾患リスクの早期発見に寄与
近年、歯周病と糖尿病・心疾患・認知症などとの関連性が明らかにされてきています。オルコアでリスク因子を早期に把握することは、全身の健康寿命延伸にもつながる大きな意味を持ちます。
健康意識の高いライフスタイルの指標に
数値で現れる結果は、日々のブラッシングや食生活、生活習慣の見直しにもつながり、「見える化された健康管理」を実現します。
口腔内の小さな変化は、やがて全身の健康にも影響を及ぼします。
ハヤシ歯科では、オルコア検査を通じて、患者様一人ひとりが科学的根拠に基づいた歯科予防と質の高いライフケアを実践できるよう、全力でサポートいたします。
ご興味のある方は、お気軽に当院までご相談ください。
口腔機能検査とは? ― 健康寿命を支える「噛む・飲み込む・話す力」の科学的評価
年齢を重ねても、自分の歯で食事を楽しみ、明瞭な発音で会話を交わし、安全に飲み込む——それは豊かな人生を支える「口腔機能」があってこそ実現するものです。
ハヤシ歯科では、健康寿命の延伸をサポートするための口腔機能検査を積極的にご案内しています。
口腔機能検査とは?
口腔機能検査とは、「噛む・話す・飲み込む」などの口腔機能が適切に働いているかを多角的に評価する検査です。
日本老年歯科医学会では、加齢や疾患に伴って生じる「口腔機能の低下=オーラルフレイル」が全身のフレイル(虚弱化)や認知症リスクの入り口になることを指摘しており、その早期発見と対応が極めて重要とされています。
これらの機能がバランスよく保たれていることが、日常生活の質(QOL)を維持する鍵となります。
※出典:「日本老年歯科医学会」
https://www.gerodontology.jp/committee/001190.shtml
検査の対象となる方
口腔機能検査は、次のような方に特におすすめです:
・最近「食べにくさ」「むせやすさ」「滑舌の低下」などを感じている方
・健康診断で体重減少や筋力低下を指摘された方
・ご自身の将来の健康に備え、「予防的な口腔ケア」を始めたいとお考えの方
・定期的に歯科検診を受けていて、さらに一歩進んだ健康管理を望まれる方
■ 検査によって得られる効果とは?
口腔機能検査の結果に応じて、個別のアプローチによる改善が可能です。
・咀嚼・嚥下訓練により誤嚥性肺炎の予防
・舌圧・唇閉鎖力のトレーニングで、食べこぼし・滑舌の改善
・唾液分泌を促すケアで、ドライマウスや口臭の軽減
・結果をもとにした栄養指導や運動支援との連携により、全身の健康維持へ
*出典:一般社団法人 日本口腔機能学会「口腔機能全般の基礎情報」
https://jsofunctional.jp
ハヤシ歯科では、予防歯科の先進的な取り組みの一環として、口腔機能検査を定期的にご提供しています。
検査後は、結果に基づいた個別の機能回復プログラムをご提案し、専門スタッフが継続的なフォローを行います。
「いま何も困っていない」――その段階からこそ、検査の意義があります。
ご自身の「これからの10年」を守る第一歩として、ぜひ一度ご検討ください。
月・火・水・金・土 | 8:30~14:30 |
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休診日:木曜、日曜、祝日
名古屋市中区 鶴舞の歯医者「ハヤシ歯科診療所」
© HAYASHI dental office