- TOP
-
ハヤシ歯科診療所について
ハヤシ歯科診療所について
閉じる -
予防・ケア案内
予防・ケア案内
閉じる -
診療時間
診療時間
閉じる月・火・水・金・土 8:30~14:30 休診日:木曜、日曜、祝日
ご予約・お問合せ
私たちハヤシ歯科では、口腔と全身の健康を包括的に見つめるための一歩として、「オルコア検査(ORCOA)」の導入をおすすめしております。
オルコアは、歯周病・虫歯リスクに加え、全身疾患とも深い関わりを持つ口腔内のリスク因子を科学的に測定・分析する先進的な検査です。
オルコア検査とは?
オルコア(ORCOA)は、「Oral Condition Observation & Analysis」の略で、歯周病菌・虫歯菌・口腔内の炎症マーカーやpHバランスなど複数の指標を解析し、その方の口腔内リスクを科学的に可視化することを目的とした検査です。
検査はプラーグを採取するだけで完了し、身体への負担も少なく、短時間で実施できます。具体的には、以下のような項目を測定・分析します。
・歯周病関連菌(Pg・Td・Tf菌など)の量
・虫歯のリスクを高めるミュータンス菌の存在
・唾液中のタンパク質量
・酸性度(pH値)と緩衝能
・酸素濃度や揮発性硫黄化合物(口臭の原因物質) など
これらの数値を総合的に評価することで、将来の疾患リスクや現在の口腔内の状態を正確に把握することが可能です。
※出典:オルコア公式サイト
https://orcoa.jp/
オルコア検査を受けるメリット
① 疾患予防の質的向上
一般的な視診やレントゲン検査では見えにくい口腔内の微生物環境や唾液成分を可視化することで、一人ひとりに最適化された予防・治療計画の立案が可能となります。
② 全身疾患リスクの早期発見に寄与
近年、歯周病と糖尿病・心疾患・認知症などとの関連性が明らかにされてきています。オルコアでリスク因子を早期に把握することは、全身の健康寿命延伸にもつながる大きな意味を持ちます。
健康意識の高いライフスタイルの指標に
数値で現れる結果は、日々のブラッシングや食生活、生活習慣の見直しにもつながり、「見える化された健康管理」を実現します。
口腔内の小さな変化は、やがて全身の健康にも影響を及ぼします。
ハヤシ歯科では、オルコア検査を通じて、患者様一人ひとりが科学的根拠に基づいた歯科予防と質の高いライフケアを実践できるよう、全力でサポートいたします。
ご興味のある方は、お気軽に当院までご相談ください。
口腔内の健康は、全身の健康にも密接に関わる重要な要素です。特に、健康寿命の延伸を意識される40代から70代の方にとって、歯科疾患のリスクを事前に把握し、適切な予防策を講じることは、非常に意義深いものとなります。
ハヤシ歯科では、患者様一人ひとりに合わせた精度の高い診療を実現するために、「唾液検査」を積極的に取り入れております。今回は、唾液検査の特徴やメリットについて詳しくご案内いたします。
唾液検査とは
唾液検査とは、唾液中に含まれる成分や細菌量を測定し、口腔内のリスク要因を可視化する検査です。専用のツールを使用して短時間で採取・分析が可能で、患者様への負担も少なく、安心して受けていただけます。
検査項目には以下のようなものが含まれます。
・むし歯リスク(細菌の種類・数)
・歯周病リスク(歯周病菌の存在)
・唾液の緩衝能(酸を中和する力)
・唾液分泌量
これらのデータを基に、口腔内の健康状態を科学的に把握し、最適な予防プランを立てることが可能となります。
唾液検査のメリット
1. 口腔リスクを「見える化」
唾液検査により、口腔内に潜むリスク因子が数値として明確に把握できます。目に見えないリスクを客観的に知ることで、ご自身に合った的確なケアを実践できるようになります。
2. パーソナライズされた予防プログラム
ハヤシ歯科では、唾液検査の結果をもとに、患者様一人ひとりに合わせた予防プログラムをご提案しております。むし歯リスクが高い方には、より重点的なケアを。歯周病リスクが高い方には、歯肉にアプローチしたプランを組み立てるなど、個別性の高い予防管理を可能にします。
3. 全身疾患との関連リスクも評価
歯周病は、糖尿病や心疾患、脳卒中など、さまざまな全身疾患と関連性が指摘されています。唾液検査を通じて歯周病リスクを早期に把握し、適切な予防・治療を行うことで、全身の健康を守る一助にもなります。
※出典:
厚生労働科学研究成果データベース
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2018/182031/201809022A_upload/201809022A0006.pdf
唾液検査を受けるタイミング
唾液検査は、初診時はもちろん、定期検診の際にも行うことで、経時的なリスク変化を把握することができます。特に以下のような方におすすめです。
・むし歯や歯周病を繰り返している方
・生活習慣に不安がある方
・口臭が気になる方
・矯正治療やインプラント治療を予定されている方
ハヤシ歯科では、唾液検査をはじめとする最新の検査技術を導入し、患者様の口腔内環境の最適化に努めております。
長く健康的な口元を維持するためにも、ぜひ一度ご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)と歯科治療:認知症・循環器疾患予防への新たなアプローチ
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に呼吸が繰り返し停止または低下する病態であり、いびきや日中の強い眠気だけでなく、放置することで様々な全身疾患を引き起こすことが知られています。特に近年では、SASが認知症や高血圧・心筋梗塞などの循環器疾患と深く関係していることが明らかになってきました。
SASと全身疾患との関連
日本睡眠歯科学会によると、SASは睡眠中の酸素不足を引き起こし、脳や心臓への負担が蓄積されることで、脳機能の低下や動脈硬化を誘発します。その結果として、認知症のリスクが上昇し、さらに心不全や脳卒中など命に関わる循環器疾患の発症リスクも高まるのです。特に中高年層では、SASが健康寿命を大きく左右する因子であるとされています。
歯科でのマウスピース治療:非侵襲的かつ効果的な選択肢
SASの治療法としては、一般的にCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)が知られていますが、軽度から中等度のSASやCPAPが合わない方には、歯科で製作される「口腔内装置(マウスピース)」が有効です。
このマウスピースは、下顎をわずかに前方に固定することで気道の閉塞を防ぎ、睡眠中の呼吸を確保します。携帯性が高く、違和感も少ないため、多くの患者様にとって継続しやすい治療法といえるでしょう。ハヤシ歯科では、各患者様の顎の形状や症状に応じた精密な型取りと調整を行い、機能性と快適性を兼ね備えた装置をご提供しています。
医科歯科連携の重要性:早期発見と予防の鍵
SASは本人が自覚しにくい疾患であり、医科と歯科の連携による早期発見と介入が極めて重要です。ハヤシ歯科では、耳鼻咽喉科や睡眠専門医との連携体制を整え、必要に応じてスムーズに診断・治療へとつなげる体制を構築しています。
また、問診時には睡眠に関する症状や生活習慣について丁寧にお伺いし、SASのリスクが疑われる場合には速やかな医科的検査をご案内いたします。
中高年層に多く見られるSASは、単なる「いびき」の問題ではなく、認知機能や心血管の健康に深く関わる全身性の疾患です。
ハヤシ歯科では、歯科的アプローチによる予防と改善を通じて、皆さまの健康寿命の延伸に貢献してまいります。
「最近いびきが気になる」「日中の眠気が取れない」といったお悩みがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
【参考】
一般社団法人 日本睡眠歯科学会
https://jadsm.jp/ippan/about_sas.html
審美歯科で叶える自然で美しい口元 〜最新技術と心の健康への影響〜
年齢を重ねるごとに、口元の美しさや健康への関心が高まる方が増えています。
自然な美しさを追求する審美歯科は、見た目の改善だけでなく、心理的な健康や自己肯定感の向上にも寄与します。
最先端のセラミック治療:自然な透明感と高い耐久性
近年、ジルコニアやe.maxなどの高品質なセラミック素材が登場し、天然歯に近い透明感と質感を実現しています。これらの素材は、金属を使用しない「メタルフリー治療」として、金属アレルギーのリスクを回避し、長期的な安定性を提供します。患者様一人ひとりの歯や顔貌に合わせた色調や形態の設計により、自然で美しい仕上がりを追求しています。
安全で持続的なホワイトニング:専門的な知識と技術の提供
日本歯科審美学会では、歯科医師や歯科衛生士を対象に、歯のホワイトニングに関する講習制度を設け、専門的な正しい知識と技術の普及に努めています。当院では、学会の認定を受けた医療用ホワイトニング剤を使用し、歯科医師の管理下で安全かつ効果的なホワイトニング治療を行っております。また、患者様のライフスタイルや希望に合わせた色調コントロールも可能です。
※出典:一般社団法人 日本歯科審美学会
jdshinbi.net
審美治療がもたらす心理的な効果:自己肯定感と生活の質の向上
審美歯科の目的は、単なる見た目の改善だけではありません。口元に自信を持つことで、笑顔が増え、人間関係の円滑化や自己肯定感の向上にもつながります。特に40〜70代の方にとっては、健康寿命の延伸とともに、見た目の若々しさや社会的な自信を保つ手段として、審美治療が有効です。
当院では、審美性・機能性・安全性を兼ね備えた治療方針のもと、長期的に満足いただける治療計画をご提案いたします。丁寧なカウンセリングから始まり、咬合バランスや骨格までを考慮した包括的アプローチで、美しさと健康の両立を目指します。
口腔がんの早期発見と予防で守る健康寿命:定期検診と生活習慣の見直しが鍵
口腔がんは、舌、歯肉、頬粘膜、口蓋(上あご)など、口の中に発生する悪性腫瘍の総称です。初期には自覚症状が少なく、気づかないまま進行してしまうケースも少なくありません。日本では年間約8,000人以上が口腔がんに罹患しており、高齢化の進展とともにそのリスクも高まっています。
※出典:国立がん研究センター「口腔がんについて」
https://www.ncc.go.jp/jp/information/knowledge/oral/001/index.html
ハヤシ歯科では、口腔がんの「早期発見」と「予防」を、健康寿命を守るための重要な取り組みとして位置付け、定期的な専門的チェックの実施を強く推奨しております。
定期検診が口腔がん早期発見の鍵
口腔がんは、早期に発見・治療されれば高い治癒率が期待できる疾患です。しかし、進行がんになると手術による発声・咀嚼・嚥下機能の喪失や、QOL(生活の質)の著しい低下が避けられません。
そのため、特に自覚症状のない段階での「定期検診」が極めて重要です。ハヤシ歯科では、通常の歯科検診に加えて、粘膜や舌、歯肉などの視診・触診を含む口腔がんスクリーニングを実施し、早期病変の発見に努めています。
見逃されやすい初期症状に注意
口腔がんの初期には、痛みを伴わない小さな潰瘍や白斑・赤斑、しこりなどが見られることがありますが、一般の方がそれを「がん」と認識するのは難しいのが現状です。
以下のような症状が2週間以上続く場合には、必ず専門機関での診察を受けることをおすすめします:
・治りにくい口内炎やただれ
・舌や頬のしびれ、違和感
・出血しやすい歯肉や粘膜
・白っぽい斑点(白板症)や赤み(紅板症)
これらは、口腔がんの前がん病変である可能性があるため、早期対応が不可欠です。
口腔がんは、早期に発見すれば高い確率で完治が可能な疾患であり、定期的な歯科検診と生活習慣の見直しが、その鍵を握っています。
特に40代以降の方々は、口腔内のちょっとした変化に気づきにくくなるため、定期的な専門的チェックが重要です。
ハヤシ歯科では、目に見えないリスクと真摯に向き合い、皆さまの健康寿命の延伸をサポートいたします。
月・火・水・金・土 | 8:30~14:30 |
---|
休診日:木曜、日曜、祝日
名古屋市中区 鶴舞の歯医者「ハヤシ歯科診療所」
© HAYASHI dental office