ハヤシ歯科レポート

インプラント治療の「安全性」と「技術革新」:安心して選ぶために知っておくべきこと

インプラント治療は、歯を失った際の機能回復と審美性を両立させる先進的な治療法として広く知られています。しかし、「手術」と聞くと不安を感じる方も多いのではないでしょうか。特に、健康意識の高い方々にとっては、安全性と長期的な成功の両立が最も重要な判断基準になるはずです。
本記事では、インプラント治療の「安全性」と「最新技術」について、信頼性の高い情報をもとにご紹介いたします。
ハヤシ歯科では、学会が推奨する基準に準じ、安心・高品質な治療をご提供しています。

1. インプラント治療とは何か?
インプラント治療は、歯を失った部分に人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋入し、その上に人工歯を装着する治療法です。天然歯に近い咀嚼力と審美性を実現できるため、ブリッジや入れ歯では満足できない方々に選ばれています。
公益社団法人 日本口腔インプラント学会によると、適切な診断と技術があれば、インプラントの10年生存率は90%を超えるという報告があります。

2. 成功率を高めるための最新技術・材料
インプラント治療において以下の最新技術を採用されています。
● CBCT(三次元画像診断)
コンピュータ断層撮影(CBCT)を活用することで、顎骨の厚みや神経の位置を正確に把握し、最適な埋入位置と角度を事前にシミュレーションします。
● ガイドサージェリー(手術用ガイド)
デジタル技術を用いて設計された手術用ガイドにより、精密で低侵襲なインプラント手術を可能にします。手術時間の短縮や術後の腫れの軽減にも貢献します。
● 高品質チタン素材
インプラント体としては、生体親和性の高い純チタン製で、骨との結合(オッセオインテグレーション)に優れています。世界的にも信頼されるメーカー製品を使用しており、長期的な安定性が期待できます。

3. 長期的な成功には「メンテナンス」が不可欠
インプラントは「埋めたら終わり」の治療ではありません。歯周病と同様に、プラーク(細菌のかたまり)がインプラント周囲に溜まることで、「インプラント周囲炎」という炎症を起こし、最終的にインプラントの脱落につながることもあります。

これにより、治療後も末永く快適にインプラントをご使用いただけます。
インプラント治療は、単なる「歯の修復」ではなく、「生活の質(QOL)」を支える大切な医療行為です。
しっかりとした知識と実績に裏打ちされた医療機関を選ぶことが、治療の成否を左右します。
安全で確かなインプラント治療をご希望の方は、ぜひ一度、ハヤシ歯科までご相談ください。初回カウンセリングにて、詳しくご説明いたします。

【参考文献】
公益社団法人 日本口腔インプラント学会
https://www.shika-implant.org/