ハヤシ歯科レポート

むし歯・歯周病予防 ~ご家庭でのセルフケア~

こんにちは。大寒を迎え、本格的な冬の訪れですね。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。ハヤシ歯科診療所 院長の林祐巳子です。

先日の日曜は、『むし歯・歯周病のセルフケア』について勉強してきました。
目的は、ご家庭で皆さんご自身にして頂くセルフケアをより充実させて100歳人生においてご自分の歯を守る事です。

プロフェッショナル ケアは歯科医院での治療と定期検診。
そして ホーム ケアが、ご家庭での歯みがき等々です。

もちろん歯ブラシだけではなく、糸のフロスや、歯間ブラシ、電動ブラシ等の道具選びと使い方が基本でとても大切です。

さらに! 皆さんは、普段 歯みがき粉をお使いですか?こちらも液体歯みがきや、ペーストにもそれはそれは沢山の種類があります。
加えてジェルや、むし歯予防のフッ素、歯を白くするもの、歯周病予防に適したものなどプロの私達でも迷ってしまうほと市販品が並びます。

そこで私達ハヤシ歯科診療所では、歯科医師の診断と処方のもと、歯科衛生士と協力してあなたのお口の健康状態やリスクに応じた、オーダーメイドのホーム ケア プランをご提案させて頂きます。

健康な方と、むし歯になりやすい方、歯周病の方が心配な方、入れ歯のお手入れも大切な方などお一人ずつ重要なポイントと、悪くなりやすいリスクは人それぞれです。

そこをプロの私達が判定して処方させて頂きますので、一生歯を守るために効果を発揮します。

『ご家庭でのお手入れ』と『定期検診』、その前に『確かな治療』

この3つが基本の柱です。

どうか参考にして頂き、元気ハツラツ人生を楽しんでくださいね。

歯みがき等の、むし歯予防・歯周病予防

歯ブラシ & 歯みがき粉 の比較~こんなに歯が削れてしまいます~

歯ブラシ & 歯みがき粉 の比較~こんなに歯が削れてしまいます~


歯周 組織の再生療法

こんにちは。ハヤシ歯科診療所 院長の林祐巳子です。
再び台風が接近していますね。自然の摂理に抗えませんが、皆さまご用心ください。
あわせて随分と寒くなってきましたね。私は毛布も引っ張り出して冬支度をしました。

さて、今日は学術講演会に参加させて頂きました。
「歯周組織 再生 医薬品」として認可された、世界初のお薬について開発に関わられた村上教授 (大阪大学 大学院歯学研究科 歯周病分子病態学)のご講演です。

この薬剤は、失ってしまった歯槽骨等の「歯周組織の再生」を促します。
しっかり対象となる状態を診査したうえで、外科的処置に本剤を使用します。
効能は歯槽骨、セメント質、歯根膜の再生を促して、結合組織性付着を形成させます。

日本国内の全29歯学大学のうち、25校もの大学が研究に参画されたそうです。
適応するケースの条件はもちろんあります。

再生療法の新たな一歩として、大変注目を集めています。既に長年かけて研究、開発された上に臨床例も術後10年以上経過の経過も観察されています。

村上先生のご講演で、「リグロスは魔法の薬ではありません」と繰り返しおっしゃっておみえでした。骨の造成レベルなどの出来る事、出来ない事をしっかり判断して正しい術式で治療をさせて頂くことが成功のポイントです。

まだまだ今後も、再生療法の研究が進んでいきます。
私達開業医は研究者の皆様のご苦労に感謝しつつ、常に最新の技術・材料を学び続けていくことが大切です。
歯の治療も、どんどん速さで進化しています。楽しみですね!

補足ですが、村上先生も術後のクリーニング・ホームケアがとても大切だと強調なさっておられました!
一生ご自身の歯を守って、健康で元気ハツラツにいきましょう。


精密 入れ歯

こんにちは。  ハヤシ歯科診療所  院長の林です。
今日は15度もあり、少しずつながら早春の訪れを感じる今日この頃です。

ハヤシ歯科診療所では「入れ歯」でお困りの方から、たくさんのお問い合わせをいただきます。
今日は「精密入れ歯」について。


セラミック治療 ~セレック~

立春を迎え、春の訪れを感じるようになっていきますね。
インフルエンザ等が流行っていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
こんにちは。ハヤシ歯科診療所 院長の林祐巳子です。

本日は「日本臨床歯科CAD/CAM学会」勉強会のお手伝いで大阪に来ています。

セラミック治療は日々進歩を遂げています。
技術・材料の進歩のおかげで、セラミック冠の生存率、すなわち被せた歯の長持ち度合いもとても良い結果を出しています。

多くの論文でも世界中から報告されています。
現在も治療には、

・ゴールド冠(金属の被せもの)

・ポーセレン冠(白い被せもの)

・オールセラミック冠(白い被せもの)

等、多くの選択肢があります。どれも優れていますので、適材適所で選ぶことが成功の秘訣です。

治療を受けられる際には、よくよく相談して選べると良いですね。

セレックで作るオールセラミック冠は、CAD/CAMコンピューターで作る最新の治療法です。しかし陶器と同じですから割れるリスクは有ります。
正しい知識と、確かな技術のうえにしっかりとした治療をすれば滅多に割れることはありませんので、安心です。

そこで大切なのが、「噛み合わせ」。
いくらしっかり治療してあっても、当たりが悪ければあっけなく割れてしまいます。

ポイントは、きちんと治療してあること、治療後は定期健診で維持することです。
皆さまのご参考になりましたら、幸いです!