ハヤシ歯科レポート

セラミック治療 ~セレック~

立春を迎え、春の訪れを感じるようになっていきますね。
インフルエンザ等が流行っていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
こんにちは。ハヤシ歯科診療所 院長の林祐巳子です。

本日は「日本臨床歯科CAD/CAM学会」勉強会のお手伝いで
大阪に来ています。

セラミック治療は日々進歩を遂げています。
技術・材料の進歩のおかげで、セラミック冠の生存率、すなわち被せた歯の長持ち度合いもとても良い結果を出しています。
多くの論文でも世界中から報告されています。

現在も治療には、

・ゴールド冠(金属の被せもの)
・ポーセレン冠(白い被せもの)
・オールセラミック冠(白い被せもの)

等、多くの選択肢があります。どれも優れていますので、適材適所で選ぶことが成功の秘訣です。
治療を受けられる際には、よくよく相談して選べると良いですね。

セレックで作るオールセラミック冠は、CAD/CAMコンピューターで作る最新の治療法です。しかし陶器と同じですから割れるリスクは有ります。
正しい知識と、確かな技術のうえにしっかりとした治療をすれば
滅多に割れることはありませんので、安心です。

そこで大切なのが、「噛み合わせ」。
いくらしっかり治療してあっても、当たりが悪ければあっけなく割れてしまいます。
ポイントは、きちんと治療してあること、治療後は定期健診で維持することです。

皆さまのご参考になりましたら、幸いです!


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