ハヤシ歯科レポート

歯科衛生士の学びを未来の診療へ|院内セミナー参加報告

ハヤシ歯科では、常に最新の知識と技術を取り入れ、患者様に質の高い歯科医療をお届けすることを大切にしています。その一環として、当院の歯科衛生士が院内セミナーに参加し、歯石除去(SRP:スケーリング・ルートプレーニング)に関する専門的な学びを深めました。

◾️セミナーで学んだ内容
今回のセミナーでは、特に以下の点について実習と講義が行われました。
1.縁下歯石の除去法(SRP)
歯肉の下に沈着する縁下歯石は、プラークが石灰化して形成され、歯ブラシでは除去できません。これを取り除くために用いられるのが「キュレット」と呼ばれる専用器具です。セミナーでは、その正しい操作方法や臨床での活用法を改めて学びました。

2.キュレットのシャープニング(刃の研ぎ直し)
器具の切れ味は施術の精度に直結します。セミナーでは、シャープニングの基本と効率的な管理方法を学ぶことで、日々のメンテナンスの重要性を再認識しました。

3.器具メンテナンスの基礎
単に施術法だけでなく、器具そのものを良好な状態で維持する方法も習得。これにより、安全性と快適性を兼ね備えた治療環境を整えることが可能になります。

◾️学びを通じて得られたこと
歯科衛生士にとって、SRPは歯周病治療に欠かせない技術です。今回のセミナーにより、以下の気づきと成長がありました。
・理論と実践の両面で技術を再確認できたことで、施術の精度が高まる。
・器具管理を徹底することが、治療の効率性と患者様の快適性の向上につながる。
・チームとして知識を共有することで、医院全体の診療レベルを底上げできる。

◾️今後の診療への活かし方
ハヤシ歯科では、今回の学びを次のように活かしてまいります。
・歯周病治療において、より確実で丁寧な歯石除去を行う
・器具を常に最適な状態に保ち、安全かつ効率的な施術を提供する
・スタッフ間で学びを共有し、全員が質の高いケアを提供できる体制を整える

今回の院内セミナーは、歯科衛生士が技術を磨くだけでなく、日々の診療をより質の高いものへと発展させる大きな一歩となりました。
ハヤシ歯科では、患者様に安心して通っていただける歯科医院であり続けるために、スタッフ一人ひとりの成長を大切にしています。今後も研鑽を積み、地域の皆様の口腔健康を守る存在として歩みを進めてまいります。