ハヤシ歯科レポート

セラミック治療

桜の開花に心躍る季節となりました。
皆さまお花見の計画はありますか?
こんにちは、ハヤシ歯科診療所 院長の林祐巳子です。

この週末は、会計理事としてお手伝いさせて頂いた「日本臨床歯科CADCAM学会」のセミナーのお手伝いをされて頂きました。

オールセラミック治療は、従来の金属の被せ物とは根本的に考え方が違うため正しい基本の勉強とトレーニングが大切です。
最近のセラミック治療の材料は、強度・審美性・精度ともに大変向上して安心て使える治療方法の1つとなっています。

キャドカム器械で作るセラミック治療は、型を採る代わりにデジカメの様に写真を撮って、パソコンで被せ物を設計します。その後、セラミック ブロックを専用器械で削り出し、色付けや研磨をして完成!

もう今までみたいに、型を採らなくとも精密な被せ物が出来上がるのです。
凄い!!  歯科技工士さんのお仕事も未来には変わらざるを得ませんね。

今日もオールセラミック治療の、歯科医師の先生方対象の基礎的教育セミナーで、歯の削り方、セラミックの厚みや形、研磨や、セメントでの接着方法などを先生方が学ばれました。

セラミック治療の成功の秘訣は、基本に忠実に丁寧に行う。
これしかありません。逆に少しのテクニカル エラーが、脱離(冠が外れる)、破折など失敗の原因となります。

きちんとセラミック治療をおこなえば、これまでの治療方法に劣らぬ成功成績を得られる 論文は山ほど報告されています。

いかに良い治療を行うか、ですね。
これはセラミック治療に限った事ではなく、歯科治療全てに言える事でもありますね。