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ハヤシ歯科診療所について
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ご予約・お問合せ
当医院は、以下の施設基準等に適合している旨、厚生労働省地方厚生(支)局に届出を行っています。
・医療情報取得加算
当医院では、オンライン資格確認システムを導入しており、マイナンバーカードが健康保険証として利用できます。患者さんの薬剤情報等の診療情報を取得・活用して、質の高い医療提供に努めています。マイナ保険証の利用にご協力ください。
・医療DX推進体制整備加算
当医院では、オンライン資格確認などを活用し、患者さんに質の高い医療を提供するための十分な情報を取得し、診療実施の際に活用しています。
・明細書発行体制等加算
個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しています。
なお、必要のない場合にはお申し出ください。
・歯科技工加算1・2
院内に歯科技工士がおりますので、迅速に義歯(入れ歯)の修理及び軟質材料を用いた義歯内面の適合状態の調整を行います。
「自分の歯を一生大切にしたい」——40〜70代の皆様にとって、これは単なる願いではなく、健康寿命を左右する生活の質の核心です。
ハヤシ歯科では、ムシ歯や歯周病だけでなく、噛み合わせ、顎関節、口腔機能、全身との関連を含めた「歯科ドック」を予防歯科の柱と位置づけ、患者様の歯と笑顔を将来にわたって守るための制度を整えています。以下、その内容とメリット、他にはない強みについて詳しくご紹介いたします。
歯科ドックとは何か
「歯科ドック」は、人間ドックの歯科版とも言える、口腔全体を包括的・精密に検査する制度です。ハヤシ歯科の歯科ドックは、以下の目的を持っています:
・現在のお口の健康状態を正確に把握する
・痛みを伴わない段階でムシ歯・歯周病・噛み合わせ異常などを早期発見する
・将来起こりうる問題を予測して、予防的な対策を計画する
・患者様自身の生活習慣や全身健康との関連も考慮に入れる
これにより、治療に頼るだけでなく、予防歯科としての質を高め、口腔内のトラブルを未然に防ぐことができるのです。
ハヤシ歯科の歯科ドックの内容
ハヤシ歯科では、歯科ドックのメニューを以下のように構成しております。検査は痛みを伴うものは含まれず、約10日ほどで結果報告・相談を行います。精密さと安心を追求した内容です。
1.問診
お困りの症状、生活習慣、全身疾患や体質などを詳しく伺うことで、個人のリスクを明確にします。
2.レントゲン撮影
歯1本1本のムシ歯、歯周病、および骨の状態を把握します。口腔外科専門医とも連携する場合があります。
3.口腔がんチェック・軟組織検査
舌、歯茎、口の底などの軟組織をチェックします。異常の早期発見は全身の健康にも影響します。
4.顎関節チェック・筋肉触診
噛み合わせや顎関節、咀嚼筋の異常を診ることで、将来的な顎の問題や筋骨格系への影響も評価します。
5.噛み合わせ・プラークチェック・歯周病チェック
プラークの付着の癖や磨き残し、歯周組織の健康度を評価し、歯周病の進行度を調べます。
6.唾液検査・細菌チェック(顕微鏡観察)
唾液の性質、細菌の種類と量を調べることで、個人の虫歯・歯周病リスクを可視化します。
7.歯の写真撮影・クリーニング
口腔内を複数枚撮影し、診断書として保存。クリーニングで汚れを除去し、ムシ歯検査を補助します。
8.ムシ歯の検査
初期から進行した虫歯まで、レントゲン・視診・触診を組み合わせて調べます。
9.結果報告・予防計画の相談
約10日後に検査結果を患者様にご説明。写真・レントゲン・細菌検査データをもとに、オーダーメイドの予防・治療プランを立てます。
なぜハヤシ歯科の歯科ドックが強みか
ハヤシ歯科がこの歯科ドック制度に力を入れる理由には、以下のような強みがあります:
1.精密な検査設備と熟練の技術
歯科医師・歯科衛生士が長年培ってきた実績を背景に、設備と技術の両面で高い精度を保証できます。
2.全身の健康との関連性の重視
歯周病は糖尿病、心疾患、骨粗鬆症など、全身疾患との関連が指摘されています。ハヤシ歯科では、日本歯周病学会のガイドラインにもとづき、こうした全身リスクへの配慮を診断の中に含めています。
3.痛みを伴わない検査過程
ドック検査の多くが非侵襲的であり、患者様の負担が少ない設計となっています。安心してご利用いただけることが特徴です。
4.オーダーメイドの予防・治療計画
検査結果に応じて、一律のアプローチではなく、個々の口腔状態・生活習慣・全身状態にあわせたプランを提案します。これにより、予防歯科の効果が最大限になるよう努めています。
5.検査の見える化
歯の写真撮影やレントゲン画像、細菌チェックなどを用いて、患者様が自分の口腔状況を理解できるよう、データや画像で結果を丁寧にご説明します。これにより、セルフケア改善につながります。
歯科ドックが予防歯科におけるメリット
「予防歯科」の基本は、問題が発生してから対処するのではなく、問題が起きる前に手を打つことです。歯科ドックを受けることで得られるメリットには以下があります:
・ムシ歯・歯周病の早期発見:初期病変は自覚症状が少なく、痛みなどが出たときには進行していることが多い。ドックで可視化可能。
・治療コストの削減:進行した歯周病や虫歯には手間とコストがかかるため、早期対応が長期的な費用対効果を高めます。
・生活習慣改善の契機になる:検査結果を通じて、自身のプラーク付着傾向、唾液・細菌リスク、噛み合わせの異常などが明らかになり、セルフケアのモチベーションが高まります。
・全身健康維持との連携:歯周病との関連性が明らかな疾病(糖尿病、心血管疾患、骨粗鬆症など)のリスクを低減させる可能性があります。
・口腔機能・噛み合わせの維持:正しい噛み合わせは食事・発声・顔貌にも影響を及ぼし、生活品質そのものを支える要素です。
歯科ドックを受けるべき方の条件
ハヤシ歯科では、以下のような方に特に歯科ドックをおすすめしています。これは、歯科ドックの対象として効果の高い方の特徴です。
・ご自分の歯を一生大切にしたいと考えている方
・ムシ歯や歯周病に不安がある方
・妊娠中または妊娠を予定している方(特に歯周病が重度である場合は早産・低体重出生児のリスク増加との関連性があります)
・噛み合わせや歯並びに関心のある方
・全身の健康状態を重視される方。例えば糖尿病、心疾患、骨粗鬆症などの疾患をお持ちの方や、全身健康との関係を気にされる方。
ハヤシ歯科で歯科ドックを受ける流れ
歯科ドックをスムーズかつ有益にするための流れを以下にまとめます。ご興味のある方はこの流れを参考になさってください。
1.ご予約・問診票の記入
問診にてお体の過去病歴・生活習慣・お困りのことを伺います。
2.検査実施
レントゲン・口腔がんチェック・噛み合わせ・唾液検査・細菌チェック・歯周病・プラークのチェック等を行います。
3.クリーニング・ムシ歯チェック
汚れを除去し、見落としがちなムシ歯のチェックを行います。
4.データ収集・記録
口腔内写真を複数方向から撮影し、診断書にまとめます。
5.結果報告・予防治療プラン作成
約10日後に、検査結果をもとにカウンセリングルームにて、オーダーメイドの予防・治療プランを患者様と共に作成します。
歯科ドックと予防歯科の関係性:戦略的視点
「予防歯科」は単に歯科疾患の予防だけでなく、健康寿命を延ばす医療戦略です。歯科ドックは、予防歯科の中でも最も包括的な形式であり、以下のような戦略的意義があります。
・早期発見・早期介入によって、疾患の進行を最小限に抑える
・治療より予防へのシフトにより、痛み・不快感・医療コストの負担を軽減
・セルフケアとプロケア(専門的ケア)の統合による口腔環境の質的維持
・全身疾患との予防的な連動—見逃されがちな口腔の炎症が、糖尿病や心血管系疾患に悪影響を及ぼすとのエビデンスが増えています
当院の使命と展望
ハヤシ歯科は、1973年に開業以来、二世代にわたって地域の皆様の歯科医療を支えてまいりました。この歴史を背後に、以下のような未来を見据えております:
・定期的な歯科ドックをライフスタイルの一部として定着させる
・予防歯科の教育・啓発を強化し、住民全体の口腔健康意識を高める
・最新技術・検査法を積極的に導入し、診断精度・快適性を向上させる
歯科ドックは模範的な予防歯科そのものであり、ハヤシ歯科の強みです。痛みが出る前、目立つ症状が出る前に口腔の現状を知り、自分の歯を一生大切にするための計画を立てること。それが、笑顔と美味しい食事、快適な生活の基盤となります。
この機会に、どうぞ歯科ドックをご検討ください。ご不明な点やご相談は、ハヤシ歯科のスタッフまでお気軽にお問い合わせを。
ハヤシ歯科では、常に最新の知識と技術を取り入れ、患者様に質の高い歯科医療をお届けすることを大切にしています。その一環として、当院の歯科衛生士が院内セミナーに参加し、歯石除去(SRP:スケーリング・ルートプレーニング)に関する専門的な学びを深めました。
◾️セミナーで学んだ内容
今回のセミナーでは、特に以下の点について実習と講義が行われました。
1.縁下歯石の除去法(SRP)
歯肉の下に沈着する縁下歯石は、プラークが石灰化して形成され、歯ブラシでは除去できません。これを取り除くために用いられるのが「キュレット」と呼ばれる専用器具です。セミナーでは、その正しい操作方法や臨床での活用法を改めて学びました。
2.キュレットのシャープニング(刃の研ぎ直し)
器具の切れ味は施術の精度に直結します。セミナーでは、シャープニングの基本と効率的な管理方法を学ぶことで、日々のメンテナンスの重要性を再認識しました。
3.器具メンテナンスの基礎
単に施術法だけでなく、器具そのものを良好な状態で維持する方法も習得。これにより、安全性と快適性を兼ね備えた治療環境を整えることが可能になります。
◾️学びを通じて得られたこと
歯科衛生士にとって、SRPは歯周病治療に欠かせない技術です。今回のセミナーにより、以下の気づきと成長がありました。
・理論と実践の両面で技術を再確認できたことで、施術の精度が高まる。
・器具管理を徹底することが、治療の効率性と患者様の快適性の向上につながる。
・チームとして知識を共有することで、医院全体の診療レベルを底上げできる。
◾️今後の診療への活かし方
ハヤシ歯科では、今回の学びを次のように活かしてまいります。
・歯周病治療において、より確実で丁寧な歯石除去を行う
・器具を常に最適な状態に保ち、安全かつ効率的な施術を提供する
・スタッフ間で学びを共有し、全員が質の高いケアを提供できる体制を整える
今回の院内セミナーは、歯科衛生士が技術を磨くだけでなく、日々の診療をより質の高いものへと発展させる大きな一歩となりました。
ハヤシ歯科では、患者様に安心して通っていただける歯科医院であり続けるために、スタッフ一人ひとりの成長を大切にしています。今後も研鑽を積み、地域の皆様の口腔健康を守る存在として歩みを進めてまいります。
歯の健康は、単なる審美性だけでなく、全身の健康寿命にも大きく関わります。とりわけ40〜70代の方にとっては、「一日でも長く自分の歯で食事を楽しむこと」が生活の質に直結します。歯を失う最大の原因であるう蝕(むし歯)や歯周病の予防 に欠かせないのが、日々のブラッシングです。
しかし、自己流の磨き方では歯垢(プラーク)を十分に除去できず、知らぬ間に病気が進行してしまうことがあります。ここでは、科学的根拠に基づいた正しいブラッシング方法を整理いたします。
1. ブラッシングの基本姿勢
歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握り、歯ぐきに対して45度の角度をつけて当てます。力を入れすぎず、小刻みに動かすことで歯と歯ぐきの境目にたまるプラークを効果的に落とすことができます。
2. 部位ごとの磨き分け
・前歯の裏側:歯ブラシを縦にして、毛先を上下に動かすように。
・奥歯のかみ合わせ面:軽く噛む面に毛先を当て、前後に動かします。
・歯と歯の間:歯間ブラシやデンタルフロスを併用することで、通常のブラッシングでは届かない汚れを除去できます。
3. 時間と頻度
理想的なブラッシングは 1回3分、1日2〜3回。とくに就寝前のブラッシングは最も重要です。睡眠中は唾液の分泌量が減少し、細菌が増殖しやすいため、丁寧に磨くことでう蝕や歯周病のリスクを大幅に減らすことができます。
4. 歯ブラシと補助用具の選び方
・歯ブラシ:小さめのヘッドで柔らかめの毛先を推奨。歯ぐきに優しく、細部まで届きやすい設計が理想です。
・電動歯ブラシ:手用ブラシでのブラッシングが難しい方には有効ですが、使用方法を誤ると歯や歯ぐきを傷める可能性もあるため、歯科医の指導を受けると安心です。
※出典:日本歯科医師会「お口の予防とケア」
https://www.jda.or.jp/park/prevent/index08_04.html
ハヤシ歯科では、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせて、最適なブラッシング方法や補助用具を丁寧にご案内しております。
また、定期的なプロフェッショナルケアを組み合わせることで、日常のセルフケアでは取りきれないリスクを軽減し、生涯にわたる歯の健康をサポートいたします。
毎日何気なく使っている「歯磨き粉」ですが、その選び方ひとつで歯の健康寿命に大きな差が生まれることをご存じでしょうか。
ハヤシ歯科では、歯科医院で取り扱う歯磨き粉と、市販やホテルに備え付けられている歯磨き粉の違いを、アルミホイルを用いた簡易実験で比較しました。
検証方法
1.アルミホイルを検証素材として用意
2.各歯磨き粉を歯ブラシに取り、円を描くように30回ブラッシング
3.アルミホイルの削れ具合を観察
使用した歯磨き粉は以下の通りです。
・PG STOP(歯科専売)
・ブリリアントモア(歯科専売)
・アパガードリナメル(歯科専売)
・ホテル・市販の歯磨き粉
結果
実験の結果、以下のことが確認できました。
・市販やホテルの歯磨き粉:アルミホイルを大きく削る → 研磨力が強く、日常的に使用するとエナメル質を摩耗させるリスクがある
・ブリリアントモア:わずかに削れが確認できる → 一般的な市販品よりは低刺激だが、若干の研磨性がある
・PG STOP、アパガードリナメル:削れがほとんど見られない → 研磨剤を抑え、歯や歯肉にやさしい設計
医学的な考察
歯の表面を覆うエナメル質は一度削れると再生しません。市販品の中には研磨力が強い歯磨き粉があり、長期的に使用することで知覚過敏や歯の摩耗を招くことがあります。
一方で、歯科医院専売の歯磨き粉は知覚過敏対応、歯周病予防など、目的に応じて成分設計されており、安全性と効果のバランスが取れています。
ハヤシ歯科では、患者様の口腔状態や生活習慣に応じて、最適な歯磨き粉をご提案しております。「知覚過敏が気になる」「着色が落ちにくい」「歯周病が心配」といったお悩みに対し、歯科医師・歯科衛生士が専門的な視点から処方を行います。
毎日のブラッシングだからこそ、正しい歯磨き粉を選ぶことが最大の予防歯科につながります。
ぜひ一度、ハヤシ歯科でご自身に合った歯磨き粉を見つけてみてください。
月・火・水・金・土 | 8:30~14:30 |
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休診日:木曜、日曜、祝日
名古屋市中区 鶴舞の歯医者「ハヤシ歯科診療所」
© HAYASHI dental office